「モッピーで貯めたポイントと、ハピタスで貯めたポイントを合算したい」
「手持ちのポイントを、手数料無料で現金に換えたい」
「このポイント、一番高いレートでマイルに交換するルートはどれだろう？」
複数のポイントサイトを使いこなす「ポイ活」上級者ほど、こうした「ポイントの管理と交換」という課題に直面します。バラバラに貯まったポイントを、価値を損なうことなく、いかにして最適なゴール（現金、マイル、電子マネーなど）に導くか。その戦略の「心臓部」となるのが、「ポイント交換サイト」の存在です。
この記事では、当メディア「ポイントサイト口コミ広場」が、主要なポイント交換サイトである「PeX」「ドットマネー」「Gポイント」の3サイトに焦点を当て、ネット上のリアルな口コミや評判を徹底的に分析。あなたのポイ活スタイルに最適な「ポイントのハブ空港」を見つけるお手伝いをします。
そもそも「ポイント交換サイト」とは？ポイントサイトとの違い
まず、「ポイントサイト」と「ポイント交換サイト」の違いを明確にしておきましょう。
-
ポイントサイト（モッピー、ハピタスなど）
広告を利用（ショッピング、カード発行など）することで、主体的にポイントを「稼ぐ」場所です。言わば、ポイントの「生産工場」です。 -
ポイント交換サイト（PeX、ドットマネーなど）
様々なポイントサイトで貯めたポイントを一度集約（合算）し、そこから現金や電子マネー、ギフト券、他社ポイント、マイルなど、多種多様な交換先に振り分ける「中継地（ハブ）」の役割を担います。こちらはポイントの「総合商社」や「銀行」に近い存在です。
この違いを理解することが、ポイ活戦略を立てる上での第一歩となります。
主要ポイント交換サイト3社を徹底比較！口コミ・評判まとめ
それでは、主要3サイト「PeX」「ドットマネー by Ameba」「Gポイント」は、ユーザーからどのように評価されているのでしょうか。口コミを基に、その特徴を比較します。
| サイト名 | 特徴 | 手数料の傾向 | 口コミ・評判 |
|---|---|---|---|
| PeX | ・業界最大手で提携サイト数が圧倒的\<br>・ほぼ全てのポイントサイトから集約可能\<br>・交換先の種類も非常に豊富 | ・現金への交換に手数料がかかることが多い（50円〜） | 【良い点】「提携先の多さは随一。マイナーなサイトのポイントもPeXにまとめられるので助かる」\<br>「陸マイラー活動で、特定の交換ルートを通る際に必須になることがある」\<br>【悪い点】「現金化する際の手数料がネック。少額の交換だと手数料負けしてしまう」 |
| ドットマネー by Ameba | ・交換手数料が「完全無料」\<br>・ポイント増量キャンペーンを頻繁に実施\<br>・サイバーエージェント運営の安心感 | ・手数料が一切かからない | 【良い点】「手数料無料で現金や各種電子マネーに交換できるのが最大の魅力」\<br>「10%増量キャンペーンなどを狙うと、ポイントの価値がさらに高まる」\<br>【悪い点】「PeXに比べると、提携しているポイントサイトの数が若干少ない（ただ主要サイトはほぼ網羅）」 |
| Gポイント | ・ポイントを「貯める」機能も充実\<br>・特定の交換先へのレートが良い場合がある\<br>・手数料がかかる場合も、広告利用で還元される仕組みがある | ・一部交換先に手数料あり（広告利用で手数料還元あり） | 【良い点】「手数料還元制度を使えば、実質無料で交換できるのが良い」\<br>「交換先にBIGLOBE利用料金など、ユニークなものがある」\<br>【悪い点】「手数料の仕組みが少し分かりにくい」「ポイントを貯める・交換する機能が混在していて、初心者には複雑に感じるかも」 |
【目的別】あなたに最適なポイント交換サイトの選び方
3サイトの個性は様々です。あなたの「ポイ活の目的」に合わせて、最適なサイトを選ぶことが重要です。
1. とにかく手数料をかけずに「現金化」したい人
→ 迷わず「ドットマネー」を選びましょう。
口コミでも「現金化ならドットマネー一択」という声が多数派です。PeXやGポイントで現金化すると50円〜200円程度の手数料がかかることが多い中、ドットマネーは主要な銀行への振込手数料が一切かかりません。せっかく貯めたポイントを1ポイントも無駄にしたくない堅実派に、最もおすすめできるサイトです。
2. ANAマイルを効率よく貯めたい「陸マイラー」
→ 交換ルートに応じて「PeX」や「Tポイント」などを使い分けましょう。
2025年現在、ANAマイルへの最有力交換ルート（通称：JQみずほルート）では、ポイントサイトのポイントを「Tポイント」などに一度交換する必要があります。この時、利用するポイントサイトがTポイントへの直接交換に対応していない場合、「PeX」を経由してTポイントに交換する、といった工程が必要になります。陸マイラーにとっては、手数料を払ってでも経由せざるを得ない「重要インフラ」となるケースがあります。
3. マイナーなサイトのポイントも一つに「集約」したい人
→ 提携サイト数No.1の「PeX」が最適です。
主要なポイントサイトだけでなく、アンケートサイトや小規模なサイトなど、本当に幅広いサービスと提携しているのがPeXの強みです。「あちこちに散らばった100円、200円相当のポイントを、何とか一つにまとめたい」という悩みを解決できるのは、PeXの右に出るサイトはないでしょう。
ポイント交換サイト利用時の注意点と失敗談
便利なポイント交換サイトですが、利用の際にはいくつか注意すべき点があります。ユーザーの失敗談から、そのポイントを学びましょう。
-
交換サイト内での「ポイント有効期限」
ポイントサイトからポイント交換サイトへポイントを移行すると、その時点から交換サイト側の新しい有効期限（例：12ヶ月）が適用されます。「とりあえずPeXにまとめておこう」と移動させたまま放置し、気づいたら失効していた、という口コミは少なくありません。ポイントを集約したら、速やかに最終目的地へ交換するのが鉄則です。 -
交換にかかる「日数」
ポイントの交換はリアルタイムではありません。「ポイントサイトA → PeX」に数営業日、「PeX → 銀行振込」に数営業日、といったように、段階ごとに時間がかかります。「明日までにお金が必要」といった急な用途には向かないことを理解しておきましょう。 -
「最低交換ポイント数」の壁
各サイト間でのポイント移行には、「500ポイントから」といった最低交換ポイント数が設定されています。少額のポイントを移行させようとしても、この壁に阻まれてポイントが塩漬けになってしまうケースもあります。
よくある質問
Q1. 3サイトすべてに登録する必要はありますか？
A1. 必ずしもその必要はありません。まずは、手数料無料で分かりやすい「ドットマネー」を基本のハブとして登録し、あなたのポイ活スタイルに合わせて、必要であればPeXやGポイントを追加で登録するのがおすすめです。
Q2. ポイント交換サイトは安全ですか？
A2. 今回紹介したPeX（株式会社DIGITALIO）、ドットマネー（株式会社サイバーエージェント）、Gポイント（ジー・プラン株式会社）は、いずれも大手企業やそのグループ会社が運営しており、セキュリティ対策もしっかりしているため、安心して利用できると評価されています。
Q3. 交換したポイントを、元のポイントサイトに戻すことはできますか？
A3. いいえ、できません。ポイントの移行は、基本的に一方通行です。一度交換サイトに移したポイントは、現金やマイルなど、別の価値に交換することしかできないため、計画的な利用が求められます。
まとめ：ポイント交換サイトはポイ活の「心臓部」、目的に合わせた使い分けが鍵
今回は、ポイ活の効率を飛躍的に高める「ポイント交換サイト」について、主要3サイトの比較を中心に、口コミを基に分析しました。
様々なポイントサイト（生産工場）で生み出されたポイントを集約し、最適な価値へと変換して社会（あなたの生活）に送り出す。ポイント交換サイトは、まさにポイ活全体の循環を司る「心臓部」と言えるでしょう。
- 手数料無料で現金化するなら「ドットマネー」
- とにかく多くのポイントを集約したいなら「PeX」
- 独自の交換先や手数料還元を狙うなら「Gポイント」
どのサイトが一番優れている、というわけではなく、それぞれに明確な強みと役割があります。ぜひ、あなたの目的に合わせてこれらのサイトを賢く使い分け、ポイ活を次のステージへと進めてください。
コメント